フジテレビの長さん特番の感想

ikariya2005-03-16

去年の追悼番組(私は見損ねた)が、半分「踊る大走査線」の映画版で占められていたので、正直余り期待していませんでした。
それだけに今回の特番は、秘蔵映像が多くて、見応えがありました。
ましてやフジテレビなのに「8時だョ!全員集合」の映像まで出てくるなんて、予想外でした。
長さんのアフリカ旅行は有名なので、知ってましたが、アマゾンの裸族も訪ねていたんですね。知らなかった。
そして「ホノルルマラソン」が日本でも知られるようになったのは、ドリフターズが参加したのがきっかけだったなんて、全く知りませんでした。
長さんはドリフ全盛時代は、ワンマンだの独裁的だの言われてましたが、ホノルルマラソンの様子を見て感じたのは、「他人に厳しいが、自分にも厳しい人」なんだなぁ、と言う事です。自分が憧れる理想の大人の姿ですね。でも私は長さんにはなれないな・・・。
それにしても、最初に棄権するのが高木ブーで、完走するのが長さんと仲本工事というのは、何とも予定調和ですね。
それと、荒井注がレポーターとして出ていて、嬉しかったです。

それからキューバで音楽の原点に返った長さん。いい表情してたなぁ。
キリンラガーのCMでウッドベースを弾く姿を披露してくれましたが、コミックバンドとしての長さんの姿をもっと見たかったです。こぶ茶バンドにゲスト出演、なんて無理だったのかな?

亡くなる数ヶ月前の姿もありましたが、髭を生やして穏やかな顔になった長さんには、やはり違和感を感じました。
頑固親父が、年食って丸くなった哀しさとでも言うんでしょうか。
明日はコントの感想について書きます。