長さんはヒール

いかりや、ちゃんとカトちゃんあてにさ、死ぬ前に
遺書かいてんだよな。ラジオでカトちゃんが泣きながら
いってたけど。


「おれが死んだ後も無理にいい人にいったりせずに、
今と同じように、悪口をいいつづけてくれよ。


もし俺がいいやつになっちまったら、ドリフのコントを
みるお客さんが、笑えなくなっちまうかもしれない。


これが頼めるのはお前だけなんだ、志村や高木、仲本の
キャラクターじゃ、皆が本気にとりすぎる。


加藤、お前だけが俺のコメディアン、いかりや長介のイメージ
を残しておいてくれるんだ。俺は性格俳優として死ぬんじゃない、
ドリフのいかりや長介のまま死んで記憶にのこりたいんだ」


で、これラジオで行った後さ、カトちゃんが、その鼻水
すすりながらさ、「何いってやがんでぇ、このくそじじい。
いい人ぶりやがって。お前が生きている間に俺にしたことを、、」
って、いかりやとのおもしろイジワル話をいくつかしようとしてさ、
でも、とちゅうで泣き過ぎて話せなくなって
「すまん、長さん、いまはまだ無理だ、でも俺がいかりや長介
イメージを守ってやる。」って、言ってたんだよな。。。


だから、この加藤の発言は、長介の遺言のままなんだよ。


っていう夢を見た。



3月25日の日記で紹介した、日刊ゲンダイの記事ですが、ゲンダイネットにも掲載されて、ネット上で話題になっていました。
私はコメントを付ける気にすらならなかったのですが、ブログなどを読むと、真に受けていた人が少なからず居ました。
そもそもドリフターズというのは、威張っていて嫌な奴のリーダーと虐げられているメンバーという設定で成り立っています。つまり長さんはヒール(悪役)なのです。
メンバーが長さんの悪口を言うのが前提になっており、逆に誉めるような事を言い出したらそれはもうドリフではありません。
大体において、この記事の意図が分かりません。もし本気で記事の通りに思って書いたのなら、この記者は芸能記事を書く資格は無いです。
車にションベンの話は、長さんが生きている頃から飽きるほどに聞いたし、その時によって車がベンツになったりBMWになったりする事から分かるように、ネタとして脚色されています。
尤も長さんへの悪口ネタは、ドリフが揃って活動していてこそなので、若い人は間に受けちゃうでしょうね。晩年の長さんは善人のイメージになっちゃっているし。
冒頭の文は、某匿名掲示板から拾ってきたものです。私が実際に見た夢ではゴザイマセン。