原点回帰

ここのところ話題になっていた「発掘!あるある大事典II」の打ち切りが決定しました。
http://www.ktv.co.jp/070123_02.html
私はこの手の番組は胡散臭いと思っているので、全く見ていませんでしたが、実際にスーパーの納豆売り場がカラッポになっていたのを目撃して、たまげました。
去年は寒天売り場が品切れになっていたかと。
「騙された!」と立腹している視聴者も多いようですが、白インゲンの時の様に実害があった訳ではないし、納豆自体は健康食品に変わりは無いので、被害者にはならないと思います。
勿論、捏造は許せない事ですが。
今回の件で被害者とハッキリ言えるのは、納豆メーカーでしょうねえ。
司会を務めていた志村けんのブログでも今回の件に触れ、一応謝罪はしていますが、正直良い印象は感じませんでした。本人が書いたのかどうかは分かりませんが。
番組の制作そのものに係わっていないのは事実だと思います。
でもね「志村けんが出ているから見ている」「志村けんが紹介しているから信じる」という人だって居るんですよ。
こういう番組に出るからには、そういうリスクが伴うわけです。
これからは本業のお笑いに専念したいといった事も書いていましたが、本当にそうして貰いたいと思います。
この間のドリームマッチみたいに「マンネリの美学」に胡座をかいた手抜きは止めて欲しいです。
ドリフの笑いにはパターンがありました。でもその反面、常に新しいネタを追求していました。
志村けんもかつてのように精力的に新しい笑いを作り出して欲しいと思います。
ところで、「発掘!あるある大事典II」は「花王名人劇場」の枠をそのまま引き継いでいたんですね。
花王名人劇場」といえば、MANZAIブームの引き金となった演芸番組です。
いっそ「花王名人劇場」を復活させたほうが視聴率が稼げるのではないでしょうか?