ウンコビル

東京都民なら誰もが知っていて、東北道常磐道から首都高6号線で上京した地方人なら誰もが驚き、浅草に訪れる全ての外国人の目を引く、吾妻橋の通称ウンコビルというのが有ります。
本当の名前は「アサヒスーパードライホール」で、長さんの自伝「だめだこりゃ」にも「ウンコビル」として出て来ます。頭にウンコを乗せた建物が出来たのは1989年ですが、戦前から元々ビアホールだったようです。
隣のアサヒビールタワーがビールジョッキを模している為、隣のウンコに見えるオブジェは「ビールの泡」「おつまみの枝豆」という解釈があるようですが、アサヒビールの公式サイトでは「炎のオブジェ」と紹介しています。
アレは元々縦に3本並べて炎を表す予定だったのに、建築上の問題で一個だけ横にするしか無かったという噂を聞いたことがありますが、真偽の程は定かではございません。
しかし、私が考える敗因は一個を横にしたことではなく、黄金色だった事だと思います。
文字通り炎のように赤ければ、誰もウンコとは思わなかったでしょう。