有名人で忙しい父親を持つ息子

婦人公論2007年6月7日号

「婦人公論」2007年6月7日号に小泉孝太郎の記事が載っていました。
小泉孝太郎と言えば、長さんの最後の弟子と呼ばれていたので、長さんに関する事が書かれていないかと立ち読みしてきました。
「本格派俳優へ脱皮中!父・純一郎とは、遠距離恋愛中の恋人です」というタイトル通り、父親の小泉純一郎に対する想いについての記述が中心でした。
政治家として忙しい父親は、殆ど横須賀の自宅に居ることはなく、1週間と一緒に過ごした事は無かったそうです。
その代わり、一緒に居られる時は、エネルギッシュに子供と接してくれたそうです。
色んな所へ連れて行ってくれたり、一緒に銭湯へ行ったり、スポーツしたり、寝る前に本を読んでくれたり・・・。
これを読んで、長さんの子供達との関係がデジャヴしました。
それと同時に、今年麻薬で逮捕された子供を持つ某元党首を思い出しました。
元党首は週刊誌で、自分が仕事が忙しくて子供たちの事をほったらかしにしてしまった過去を悔いる話をしていましたが、それは「忙しい」を言い訳にした父親の役割放棄だと思いました。
この元党首、政治家としては結構好きだったんですけどね。
いや、分かりますよ。仕事で忙しい上に、休日も子供の面倒を見なきゃいけない負担は。
でも逃げた分、その結果が反映される事は覚悟しなくてはいけません。
長さんの息子も小泉孝太郎も父親を尊敬しています。要は接する時間ではなくて、コミュニケーションの密度だと思うのです。
ちなみに記事には、長さんに関する記述はありませんでした。