全員集合ドリフターズ(紙ジャケット仕様)を買いました!

正直なところ、「紙ジャケット仕様」とはどんな物か良く知らないまま買ったので、現物を手にした時、「薄っ!」と思ってしまいました。
CDはプラスチック製のケースに入っているのではなく、袋状になった厚紙製の紙ジャケットに入っていたのです。「紙ジャケット仕様」とはこういう事だったんですね。
昔のLPレコード(直径30センチ)は、こういった紙ジャケットに入っていました。それをCDサイズに復刻したのです。
「全員集合ドリフターズ」
帯の部分も再現していて、細かいです。


裏面はこんな感じ。
「全員集合ドリフターズ」裏面


中には半透明の薄い袋に入ったCD(昔のLPレコードもこういう袋に入っていた)と歌詞カードが入っていました。
「全員集合ドリフターズ」中身
元のLP版では、ジャケットが見開きになっていて、そこに歌詞が印刷されていたのですが、CDでは両面印刷のカードになっていました。とはいえ内容は同じ物のようです。


さてCDの内容ですが、ドリフのコントというか長さんと加藤茶の掛け合いを挟みながら、曲を紹介していくような流れになっています。まるでラジオ番組を聴いているような感じです。
同じ曲でも、こういう形で聴くと、当時の雰囲気がより鮮明に浮かびます。加藤茶のキャラクターの愛らしさも際立っています。
個人的には買って満足でした。


ところでCD世代には分からない言葉が出てくるので、ちょっと解説を。
長さんの「針が乗っかっている間は」と言うセリフ<レコードは彫られた溝にレコード針を載せて音を再生する仕組みになっています。
「まだ裏面が残っている」<CDは片面だけですが、レコードには裏表(A面B面)があり、ひっくり返して反対側の面を聴く事があ出来ます。
加藤茶の「溝のとこ、ずっとあるんじゃない」<上に書いたようにレコードには溝があるのです。
それからコントの最中に流れる女性歌手の歌ですが、奥村チヨの「恋泥棒」と「恋の奴隷」です