昔のテレビは煙を吐いたか

S社のテレビでした

米ソ冷戦時代は西側諸国(資本主義サイド)の視点で、当時の東欧の社会主義国を見下していました。
科学技術に置いては実際の所、スプートニク・ショックのようにアメリカがソ連に先を越されていたりしていたんですが。
そんな時代に「ソ連のテレビは煙を吹く」といった都市伝説に近い噂が流れました。
真偽は定かではないですが、ソ連の技術は未熟という日本を含めた西側諸国の偏見と優越感がこの噂話にあったと思います。
しかし、実際にテレビが煙を吐く様子を私は幼少時に日本国内で見た記憶があります。
テレビの映りが悪くなった>父が修理を試みる>スイッチを入れたら煙が出てきた。
すぐに電源を切って事なきを得たのですが、テレビが煙を吐くというインパクトは子供心に残りました。ちなみにそのテレビは国内メーカーの物でした。
だからソ連の煙を吐くテレビの話は満更ウソには思えませんでした。