父親としての長さん

週刊女性セブン

今日発売の週刊女性セブン3月23日号に、長さんの記事が載っていました。
タイトルは長いですが、「いかりや長介さん 三回忌を前に長男が明かす 引きこもり酒びたりで崩壊していた父」。
救いようの無いタイトルですが、これは晩年の事ではなく、2番目の奥さんが亡くなった直後の様子です。
週刊誌の見出しなんて、そんなものです。
長男の碇矢浩一氏は菓子メーカー(森永)に勤務しながら、ドリフターズの事務所の経営にも加わっているそうです。
去年、何かの記事で職業が「芸能プロダクション経営」になっていたので、「うわー、森永辞めて芸能界へ行っちまったのかよ、モッタイネー!つーか、大丈夫かよ!」と思っていたんですが、兼業だったんですね。
人事ながら安心しました。
さて、記事の中身は、浩一氏とお姉さんの産みの母である長さんの最初の奥さんの話から始まります。
最初の奥さんは、静岡時代から長さんを支えていたホステスだったそうです。
浩一氏が産まれたのは「8時だヨ ! 全員集合」が始まった年。段々売れっ子になっていく長さんに、奥さんは自分の存在価値に悩み、精神的に病んでしまって、医者の勧めで離婚したそうです。
私は長さんの離婚の原因は愛人問題だと勝手に思っていたんですが、少なくともそういう事は書かれていませんでした。
2番目の奥さんとなる女性は、長さんが離婚する前から「世話をしてくれるお姉さん」として家に来ていたそうで、子供たちも薄々「新しいお母さん」になると感じていたそうです。
その2番目の奥さんも病気(膠原病)にかかり、自殺?と思われる最期を遂げました。
倒れた妻を発見したのは長さんでした。
ですから、タイトルのような「引きこもり酒びたり」になったのでしょう。
浩一氏は「いかりや浩一」の名で「親父の遺言」という本を出します。
長さんが自伝「だめだこりゃ」で書くことの無かった、父親としての姿が描かれているでしょう。
明日3月10日が発売日なので、入手したら感想を書きます。